平成16年9月22日
各 位
                                           軍艦島シンポジウム実行委員会
                                          実行委員長 後藤恵之輔(長崎大学)

                    軍艦島シンポジウム開催のお知らせ

 今、長崎港外にある孤島・軍艦島が注目されています。この島については、
NPO法人「軍艦島を世界遺産にする会」が昨年発足し、この7月からは観光クルーズも始まりました。
さらに、6月には長崎大学の学術プロジェクトチームも立ち上がっています。
 米国立公文書館玄関の彫像台座には、「過去の遺産は将来の実りをもたらす種子である。」の文が
刻まれているそうです。軍艦島は海底に炭鉱、海上に都市(まち)を抱える、言わば海上に浮かぶ
「海底炭鉱都市」です。したがって、軍艦島を世界的にも珍しい海の産業遺産として捉え、
その歴史なり、学術性なり、生活のあり方なりを知ることは、わが国の将来に活かされるはずです。
軍艦島はまさに、産業遺産として将来に実りをもたらす貴重な種子なのです。
 このようなことを考えて、上記の長崎大学のチームやNPO法人、(社)長崎県観光連盟などでは、
軍艦島を抱える高島町と相談して、下記のような「軍艦島シンポジウム」を開催することと致しました。
内容は基調講演とパネルディスカッションに分かれて行われます。特に、パネルディスカッションには、
軍艦島にいつも想いを寄せている高島町長・豊田定光氏、並びに県外から
「軍艦島から始まる青空博物研修圏」の提唱者・森 祐行氏と、都市経済研究家で名著「産業遺産」の著者・加藤康子氏を
お迎えして、「軍艦島の明日を考える」をテーマに、島の過去・現在から明日を考えていくこととしています。
 シンポジウム実行委員会としては、本シンポジウムを通して、軍艦島のことを考えるだけでなく、
軍艦島のある高島、島を西望する野母半島、更に来年1月4日から西彼五町と合併する
長崎市や長崎県が活性化することも願っています。
 なお、本シンポジウムと前後して、軍艦島の最接近ツアーと、
高島と西彼五町の物産展も開催予定ですので、
こちらの方にも積極的に参加していただければ幸いです。

                      記

1.日時: 平成16年10月31日(日)
        13:00〜16:30  
          (別途、オプションにて軍艦島最接近ツアーが行われます)
2.会場: 長崎県西彼杵郡高島町 ふれあいセンター
3.基調講演
     後藤恵之輔(長崎大学大学院教授)「軍艦島の学術的価値と今後への活用」
講師紹介:リモートセンシング・都市計画・防災工学・福祉工学等を専門とする。
      軍艦島については、自身過ごした炭鉱社宅での生活や歴史遺産の点検技
術の開発などから関心を持ち、現在、軍艦島NPOの副理事長を務める。
      講演内容:軍艦島の、最近の海上調査、上陸調査の内容を写真・資料を用いながら
            説明、同島の学術的価値を「軍艦島学」として紹介するとともに、これ
            からのユニバーサル・デザイン、コミュニティの再生等都市生活のあり
            方、地域活性化・歴史学習・観光等への活用などについて提言する。護
            岸の破損・ひび割れ状況からその修復の必要性等も訴える。
4.パネルディスカッション
      テーマ:軍艦島の明日を考える
      パネリスト(予定):
            豊田定光(高島町町長)
            森 祐行(九州大学名誉教授) 
            加藤康子(都市経済研究家 トランスパシフィック・グループ取締役副社長)
            西田憲司(長崎市観光振興課主幹)
            相原勝義((社)長崎観光連盟国内誘致部長)
            坂本道徳(「軍艦島を世界遺産にする会」理事長)
 コーディネーター:後藤恵之輔(長崎大学大学院教授)
5.主催:軍艦島シンポジウム実行委員会
     【長崎大学(工学部社会開発工学科)、高島町、NPO法人軍艦島を世界遺産にする会】
6.後援(予定):(申請中)長崎市、(社)長崎県観光連盟、野母崎町、伊王島町、
 (申請中)朝日新聞社長崎支局、長崎新聞社、読売新聞社西部本社、西日本新聞社長崎総局、
毎日新聞社長崎支局、日本経済新聞社西部支社、(社)共同通信社、NHK長崎放送局、
NBC長崎放送、KTNテレビ長崎、NIB長崎国際テレビ、NCC長崎文化放送、高島活性協議会(仮称)
  ザ・ながさき、ながさきプレス (順不同)
7.定員:500人
8.参加費:1,000円
9.申込み方法 その他については  こちらへ