記のような記事が綴じてある
これはどこの新聞社で昭和何年の記事かは定かではない
              


日本の未来図
● 狭い土地は縦に宇宙間に延びていく。長崎のかなた、この端島(軍艦島)の風景は何世紀か先の未来図かも知れない。
● 周囲わずか1、200メートル、マラソン選手ならちょっと育ちかねる。人口4、800人、人口密度なら世界一。最近完成した六階建ての小、中学校は高さ日本一だし、これもさる十月できたばかりの対岸野母半島から6・5キロの海底水道も
世界一。狭いがゆえの苦しまぎれとおっしゃるな
黒ダイヤを生むこの小島は、さまざまのレコードホルダーである。
● 全島をめぐらすコンクリートの堤防も、ドルフィン桟橋も昨年度の台風で無残に削られた。
復興は今も続けられているが、この島は三菱高島鉱業所のドル箱、月産1万8千トンの弱粘結炭
を産出、海底炭田にいどむ立抗の鉄のヤグラと、灰色のアパート群だけの「緑なき島」で鉢植えの寒菊がつぶらなツボミをつくって冬の訪れを
知らせている。
これが?何十年前に書かれた日本の未来図だとしたら?
    今の軍艦島は???