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●第3回西日本改修工事研究セミナー
◆主 催:第3回西日本改修工事研究セミナー実行委員会(代表者・谷垣千秋)
      <京都(管対協とマンションセンター京都)、北九州(県福管連)、建診協で構成>
◆日 時:2007年2月11日(日)午後1:00〜5:00
      々   2月12日(月・振替休日)午前9:00〜午後4:00
◆会 場:門司生涯学習センター(北九州市門司区栄町3−7 TEL:093-332-0887
◆参加費:2,000円
◆プログラム:2月11日(日)
        1)報告:「住民主体の大規模改修工事」
        2)報告:「わがマンションをあと30年もたせる
         2月12日(月・振替休日)
        1)講演:「大規模修繕の仮設計画を考える」
          講師:小俣由紀夫氏(日本ビソー渇シ設ゴンドラ          事業本部)
        2)講演:「軍艦島からマンションを考える」
          講師:山口 実氏(建物診断設計事業協同組合          理事長)
          坂本道徳氏(NPO法人軍艦島を世界遺産にする         会理事長)
        3)各地の報告



「軍艦島」からマンション問題を考える?
最初はうまく結びつかなかったが現在の社会が抱えている多くの問題がそこに秘められていることに気づき始める事ができた。軍艦島においてもマンションという社会においても必要不可欠なものは人と人のコミュニティであると。建物メンテはハード的な改修などを繰り返しながら永らえさせるがソフトな面での心のケアができなくなればマンション自体も廃墟となってしまうであろうことが考えられる。
マンションを廃墟にしてしまうのは「人」である。
建診協の山口理事長の言葉は深い・・・

今回日本ビソーの小俣氏のマンションの大規模修繕工事の事例など聞くことができて素人ながらマンションなどの修繕がいかに最新の技術で、また細かい配慮でなされていることが納得できた。また今回阪神淡路大地震で家を失い今でも苦しんでいる方々ともお会いできた。
若原さんという女性の軍艦島とマンションの関わりの感想を下記にいただいた。
また下記の本もお勧めの新書である。



私は阪神・淡路大震災で被害に遭った分譲マンション「グランドパレス高羽(総戸数178戸)」(当時築14年)の元住民です。
補修・補強で十分復興できる建物を「建て替えか補修か」で住民同士が対立して裁判にまで発展したマンションですが、10人の原告らと「建替決議無効確認請求」の訴訟をし、最高裁までいきましたが敗訴して否応なしに、同じマンションの住民らによって住まいを奪われてしまいました。
 真の専門家は「コンクリート建物はきちんと維持管理していれば、100年、それ以上持つ」と言っています。
正に軍艦島の集合住宅でも証明されていると思います。マンションも一つのまちです。
震災時の国の建て替え誘導策では、コンサルタントの無料派遣や公費解体等があり、補修に補助はなかったことも大きなミスリードでした。そんな環境の中で、ひとがひとでなくなり、公平性、平等性、寛容さなどがなくなるとあっという間にまちは破壊されます。
国の政策が個人の人生を大きく変えてしまうという点で、軍艦島の集合住宅も被災マンションも同じ状況下にあったと感じました。
●第3回西日本改修工事研究セミナー
マンションの地震対策 (新書)
藤木 良明 (著)