ヤン・アルテュス=ベルトラン
1946年フランス生まれ。30歳の時、ライオンの生態調
査のためアフリカ・ケニヤに移住。気球の上からの調査の際
に見た、雄大なサバンナの景色に魅了され、以後、世界中を
空から撮影し続けている航空写真の第一人者。1996年か
らはユネスコの後援で「Earth from Above」プロジェクトを
開始。上空から見つけた環境問題をリポートし続けている。
軍艦島
今回の番組のメインテーマ過剰消費、実はその裏には石油時代が土台になっていま
す。私たちの豊かな生活は石油が生み出したものに囲まれています。あと数十年で無
くなると言われている石油。社会、経済は大きく変わり、人の価値観も大きく変化し
ていく。エネルギーや資源が時代の名前を指定してきました。石器時代、青銅時代、
現在は石油時代。しかし過剰なる石油という資源の消費の時代は終わろうとしてい
る。
軍艦島は時代の変化が生み出した貴重な遺産である。画期的な産業時代の巨大なマシ
ン都市、ここで人は一つの資源を熱狂的に掘り出した。掘り出すマシンと共存した不
思議な空間。しかしあふれる石油の時代にはキマイラに変身し、いつの間にか破壊し
ていった。
石油に頼ってきた私たちも今、極端な時代の移り変わりに面する。軍艦島に住んでい
た5000人以上もの人たちに学ぶものは多いにあると言える。

航空写真の分野における世界的第一人者、ヤン・アルテュス=ベルトランが、世界
中を飛んで空から美しい風景を撮影しつつ、その裏に潜む環境問題と、地球環境を守
るために活躍する人たちの活動をリポートする特別番組。これまでフランスで年2回シ
リーズを2年、全8回が放送され好評を博してきました。
 3年目にあたる来年春からのシリーズでは、その第一回目の舞台として日本が選ば
れました。テーマは「消費社会」。過剰消費が地球に与えるダメージをリポートしつ
つ、その回復のために日本で尽力する人たちを紹介します。
 また、大都会から美しい山や森まで、日本の様々な表情をハイビジョン航空撮影で
紹介します。
番組詳細
番組名:        Vu Du Ciel (空から見た地球)
放送日時:       2009年9月 夜8時35〜11時
出演者:        ヤン・アルテュス=ベルトラン ほか
放送局:        フランス国営放送(フランス国内での全国放送)
制作プロダクション: フランスSEP
フランス国営放送(フランス国内での全国放送)
取材風景
ヤン・アルテュス=ベルトランと対談してきました
撮影冒頭にはヘリコプターも出動し船と軍艦島を撮影し
上陸後は8時間ばかりの対談などの撮影、最後にはまたヘリコプターが来て
空撮を行っていました。
すばらしい番組ができることでしょう。
撮影風景はここからも見れます